介護・福祉事業者向け業務管理システム「福祉の森」: 導入事例

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みずほ厚生センター様

  • 九州
  • 障がい支援施設

社会福祉法人みずほ厚生センター様(以下、みずほ厚生センター様)は、知的障がい者や高齢者の人々の暮らしを支援するさまざまな施設を統括し、多様な事業を通して地域社会に貢献しています。そのみずほ厚生センター様が、日立情報システムズの社会福祉法人向けITパッケージソフト「福祉の森exceed」を採用した経緯とその効果について、理事長の大塚恭弘氏にお話を伺いました。

「ハウジングサービスで災害時のリスクを分散できました。」みずほ厚生センター 理事長 大塚恭弘氏

INDEX

  • 導入の目的
    大災害など万が一の事態が発生しても、事業を継続させたい。
  • 選定のポイント
    システムの専門性とアフターサービスが長期利用の決め手に
  • システム概要
    ハウジングサービス利用により、災害時のリスクを分散
  • 今後の展望
    システムのさらなる活用に向け、職員の意識改革を推進する
導入前の課題
  • 万が一大きな災害に見舞われたときも、大切なデータを守り、事業をすぐに再開したい。
  • 財務処理などの情報を、別の端末から素早く閲覧できるようにしたい。
  • システムに不具合が発生した際やバージョンアップの際、すぐに通常稼働できるように対応したい。
導入後の効果
  • データセンタに預けたサーバ側でバックアップを保存することにより、リスクをうまく分散できた。
  • 入力した情報をサーバに集約・共有し、どの端末からでも閲覧できるようなシステムを構築した。
  • サーバを預けているデータセンタ側で対応してくれるので、迅速な対応が可能になった。

導入の目的大災害など万が一の事態が発生しても、事業を継続させたい

社会福祉法人 みずほ厚生センター
理事長 大塚恭弘氏

こちらでは、さまざまなお客様の状況に合わせて、幅広い支援をなさっていますね?
はい。私たちは時代や地域のニーズに合わせて、事業を展開してきました。昭和40年に知的障がい児のための施設「みずほ学園」をスタートさせ、次に、そこの子どもたちの成長に合わせて知的障がい者更生施設「聖心園」を造りました。ほかにも、働く意欲がある方のための授産施設「あらかしの園」、介護が必要な高齢者のための特別養護老人ホーム「四季の郷」といった施設の運営も行なっています。私たちはこの地域の中で生活し、生きる糧を得ていますから、何らかの形で地域のために貢献できるよう努めています。
本当に多くの方が、こちらの施設を利用していらっしゃると感じました。
現在では約400名のサービス利用者様にご利用いただいています。これだけの人数ですから、ケース記録や財務処理などには、早くからコンピュータを導入して対応してきました。しかし、どうしても対応にかかる時間は膨大になりがちです。また、万が一大きな災害が発生して、施設内にあるデータサーバが破損してしまったら、という不安をつねに持っていました。そこで、リスクマネジメントの観点からも、リスクを分散したいと考えていました。

選定のポイントシステムの専門性とアフターサービスが長期利用の決め手に

みずほ厚生センター様では、古くから「福祉の森」をお使いいただいていると聞いています。
1997年当時、私たちはまだ介護事業を始めていなかったこともあり、知的障がい施設に特化したシステムを探していました。そして、要件を満たすシステムはこの「福祉の森」だけだったと記憶しています。もうかれこれ12年以上「福祉の森」を使い続けていることになります。
途中で他社システムに乗り換える、というお考えはなかったのですか?
特に不具合は起きていませんし、何より中国日立情報システムズのきめ細かなアフターサービスを気に入っていましたので、他社に乗り換えようと思ったことはありません。もちろん、たまには文句をいうこともありますし、こちらの要望をすべてかなえてくれるわけではありませんが、できるだけ取り入れるように考えてくれます。大変気に入っていますので、ほかの施設の方にも勧めています。
これまで、どのような構成で「福祉の森」を運用してこられたのでしょうか?
第1段階はスタンドアロン環境で、会計業務だけを利用していました。しかし、ケース記録をつけるのにわざわざ端末を置いている事務室に行く必要があったため、時間を大きくロスしていたのです。そこで、当時は同じ建物内にあった「みずほ学園」「聖心園」「あらかしの園」の3施設に端末を置き、LANで結ぶようにしました。こちらが第2段階です。しばらくはこの形で運用していましたが、離れた場所に「四季の郷」や就労移行支援を行なう「あらかし商会」を造ったことを機に、インターネットVPNで各施設を結び、情報を安全に共有することにしました。この第3段階に至るまでの柔軟な対応、そしてこちらの状況を熟知しているがゆえの提案力も、他社への乗り換えを考えなかった理由の1つです。

システム概要ハウジングサービス利用により、災害時のリスクを分散

システムが第3段階を迎えて、どのような効果が得られていますか?
経理担当者が端末に打ち込んだ情報はすべてデータセンタに集約されるので、入力作業中でも必要な財務データを、別の端末からすぐに出力することができます。 時間のロスは大幅に改善したでしょうね。また、例えば「聖心園」を利用されていたお客様が、「あらかしの園」に利用を変えるとなったときなどに、一から入力し直すことがないので、データを移し替える作業が楽になりました。このことによって空いた時間は、サービス利用者様へのサービス品質をさらに向上させるために充てることができています。
また、ハウジングサービスの効果はいかがでしょうか?
施設内に置いていたデータサーバに不具合が発生した場合、誰かに来てもらわなければなりませんでした。少しでも早く対応できるように、電話でつないでリモートメンテナンスもお願いしていましたが、それでも復旧に時間がかかっていました。それに比べると、何か不具合が起きたときの対応やバージョンアップなども素早く対応していただいています。それに、万が一災害が発生した場合のリスクも、うまく分散できていると思います。サーバを日立情報システムズのデータセンタに預かっていただき、データセンタ側でバックアップが取られていますので、安心です。

事務室、医務室、身体障がい者入居棟、知的障がい者入居棟それぞれに設置されているパソコンが一つの施設内LANでつながっています。

今後の展望システムのさらなる活用に向け、職員の意識改革を推進する

社会福祉法人 みずほ厚生センター
理事長 大塚恭弘氏

今後の展望について、お聞かせいただけますか?
今後の課題としては、「福祉の森」周辺の話として、電子決済システムを導入したり、文書管理システムを充実させたりすることです。さまざまな文書をPDFにしてストックすれば、ペーパーレスになりますし、検索も容易になるので業務効率が高まります。また、中国日立情報システムズが施設に特化したグループウエアを提案してくれましたので、そちらを試用している段階です。現在では職員の3分の2がコンピュータを使えるようになりましたが、今後はさらに職員の意識改革を進めて、システムをより活用できるようにしていきたいですね。
これからの中国日立情報システムズに対して、何かご要望はございますか?
私たちも含めユーザの要求はどんどん上がっていくと思うのですが、いろんな現場の声を検討していただいて、もっと操作性の良い、使いやすいシステムを作り上げていってほしいですね。例えば小さな社会福祉法人向けセキュリティ製品等の周辺システムを、安価に提供できるようバリエーションを増やすことができればいいかもしれません。

お客様の概要

社会福祉法人 みずほ厚生センター

社会福祉法人 みずほ厚生センター

40年以上の歴史と実績を持ち、数多くの利用者様の暮らしを支えてきたみずほ厚生センター様。現在は200名弱の職員が在籍し、法人の理念である『一人ひとりの尊厳を守り「共育・共生」の地域づくりに貢献する』という考えを実行しています。

「みずほ学園」の施設外観。 臼杵市を縦断する国道217号線から少し西側に 入った高台に位置しています。

新しい「聖心園」の完成予想図。場所も移転し、より良い環境でのサービス提供を予定しています。

利用者の方が作った、切り絵や水彩画の一部。ほかにもさまざまな創作活動に取り組んでいます。

担当者より一言

中国日立情報システムズ
山下修

「福祉の森」をコアにして、お客様の情報システム部門としてお役に立てるよう努めてまいります。

これまでお客様の事業発展とともに「福祉の森」を拡張し、12年以上も一緒に歩んでこられたことを大変光栄に思います。 「福祉の森exceed」の拡張性、介護事業所向け「福祉の森FUTURE」との統合、弊社ならではのハウジングサービスは、特に複数施設を展開されるお客様にとって費用対効果が高いと考えております。 先進的にシステム活用されるみずほ更生センター様の期待に応えるべく、今後はグループウエアなど、法人全体で必要な周辺システムも積極的に提案していきたいと思います。 弊社が、お客様の情報システム部門となれることを目指してまいります。

今回の取材にご協力いただいたお客様
  • 社会福祉法人みずほ厚生センター
  • 理事長 大塚恭弘氏

ご協力ありがとうございました。

2010年3月掲載
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。


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